MEX金沢に行ってきました

MEX金沢に行ってきました
北九州の展示会のメリットについては、こちらをご覧ください
会場の画像撮影についてですが、モザイクを入れることによって掲載の許可を頂いております(MEX金沢事務局に連絡済)
MEX金沢2019とは
MEX金沢2019とは、正式には「第57回機械工業見本市金沢」の意味だそうです(開催日:5/16~5/18 3日間 開催時間 :午前10時~午後5時)
主催者 一般社団法人石川県鉄工機電協会
テーマ :ものづくり新時代!次の未来へつなぐ技
開催趣旨:金属工作・加工機械及びその関連製品並びに電機・電子関連機器等の流通促進と技術交流をはかり、産業と貿易の振興発展に寄与することを目的とする。
出展対象製品:工作機械/鍛圧機械/射出成型機/工作機器/産業用ロボット/油圧・空圧・水圧機器/各種切削工具類/研削砥石/研磨材/自動化・省力化機器/精密・光学測定機器/試験機器/通信・情報処理機器/CAD・CAM・CAE/FA用機器/3次元造形システム、画像処理装置、液晶関連装置/環境保全機器、リサイクル装置、産業廃棄物処理装置/新素材
2018年 出展者数 217社 6団体 720小間 2018年 来場者数 56,469名(県内57社、県外164社、国外2社) 引用 公益財団法人石川県産業創出支援機構(ISICO)https://www.isico.or.jp/event/dgnet/d31136153.html
修正 井上博喜
北陸地方最大の、モノつくり展示会という感じです
MEX金沢2019 開催場所
開催場所は、「石川県産業展示館(3・4号館)」
MEX金沢2019 交通アクセス
JR金沢駅西口から
◇ 北鉄バス 「下安原 済生会病院」行に乗車、「袋畠町西部緑地公園」下車後、徒歩5分
JR金沢駅東口から
◇ 北鉄バス 「西部緑地公園 済生会病院」行に乗車、「西部緑地公園」にて下車
JR金沢駅から
◇ タクシー 約20分
北陸自動車道/金沢西インターから車で5分
私は、10分おきに出る、無料シャトルバスを利用いたしました
申し遅れました。北九州のモノ作りの展示会でコーディネータ兼コンサルタントの団体に所属させていただいております。井上です
展示物、出展企業についてですが、当然、「機械工業見本市」のため、各ブースは、専門の機械のブースばかりです
ただ、さすが、来場者60000人!
人!人!人!です
大手地元の企業様のブースです。各取引先メーカーさんが、自社の商品を説明しておりました
某大手企業様も出展されていました。
各ブースで、ミニ説明会をするブースもありました。こちらは地元のメーカーさんなのですが、多くの人が引き込まれ、立ち止まっていました。展示会は一対一で説明をするというやり方が普通ですが、まるでテレビショッピングのように、商品説明を行っておりました。今後はこのような説明方法もいいのかもしれません(4つほどのブースでしていました)
この場合、自社の商品の優位性や、他との比較が訴求でき効果があるのかもしれません
ネットのマーケティングで、B to Cのビジネスであれば、商品の優位性・ベネフィットをイメージや動画で観せることもありますが、さすが、モノ作り!制作段階や使用している時の動画や、優位性があると思われるデータで観せておりました
これに加えて、QRの活用をすればいいと思います。それについては、メルマガ(準備中)に書いております
イベント
その中でも、1号館~4号館で行われていたイベントは盛況でした
セミナーやワークショップのオンライン申込みは、多数の方が申し込まれており、席が埋まっているのも多く見受けられました
井上はセミナーは、時間がとれなかったので、「オムロンが考えるロボット活用によるモノづくり革新」を選びました
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セミナー一覧
5/16(木)
11:30~12:30
1号館
【演題】
「トヨタが提供するコネクティッドの世界」
【講師】
石川トヨタ自動車株式会社 経営企画部
部長 北本 毅 氏
5/16(木)
13:30~14:30
1号館
【演題】
「総務省 IoTサービス創出支援事業報告 ルビーロマンにおけるIoTを活用した研究開発の取組み(仮)」
【講師】
石川県農林総合研究センター
5/16(木)
15:00~16:00
1号館
【演題】
「石川県内IoT推進ラボの活動報告」
【講師】
石川県 加賀市 白山市 かほく市 能美市
5/17(金)
11:30~12:30
1号館
【演題】
オムロンが考えるロボット活用によるモノづくり革新
【講師】
オムロン株式会社
営業本部 ロボット推進本部
プロジェクトリーダー 加藤 慎司 氏
【内容】
オムロンは事業を通じて社会の発展に貢献することを使命とし、モノづくりを、戦略コンセプト「i-Automation!」で革新を加速させたいと考えています。 センシング・ロジック・出力機器・ロボットに安全機器を組み合わせて、製造業における人と機械の協調を進化させています。 産業用ロボットにセンサや出力機器を組合せた事例や、磁気テープレスのモバイルロボットを活用した搬送の自動化、協調ロボットを活用した自動化等、さまざまな事例をご紹介。
5/17(金)
13:30~14:30
1号館
【演題】
「AIで変わる製造業の現場、最新事例」
【講師】
株式会社ABEJA Marketing
鵜木 彩 氏
5/17(金)
15:00~16:00
1号館
【演題】
「新しいスポーツの楽しみ方:スポーツシーンセンシング最前線」
【講師】
株式会社NTTドコモ
イノベーション統括部 主査 四ツ柳 賢 氏
5/18(土)
10:30~12:30
1号館
【演題】
「弓月ひろみのエンターテイメントな世界」
【講師】
ITライター 弓月 ひろみ 氏 他
【内容】
◆ 第1部 ◆「どうなってんの?日本の未来とライフスタイル ~CES最新レポートより~」
「5Gって何?」
株式会社NTTドコモ北陸支社
法人営業部 芳賀 智文 氏
「説明できる?ARとVR」
株式会社双子ゲームス
代表取締役 吉本 卓生 氏
「Vチューバ―たまひめちゃん登場!」
株式会社アトリエ
ほんだ しょうこ 氏
◆ 第2部 ◆「SDGsってなんなん?」
シナジーコンサルティング株式会社
代表取締役 河上 伸之輔 氏
5/18(土)
13:00~15:15
1号館
【演題】
「MRO e-スポーツセミナーe-messe kanazawa (eメッセ金沢)」
【内容】
一般社団法人石川県情報システム工業会が主催、石川県などの自治体とも一体で開催します。21世紀の情報化社会の未来形を地域発信、豊かで楽しいeライフを提案します。
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セミナー感想
オムロンのHPにも記載されているので、展示会の部分の画像は公開部分をもとに加工しております
まず、オムロンの立石一真氏が提唱した、未来を予測した「SINIC理論」。これって、50年以上前の理論で、2019年時点ではこの通りに流れてきており、2000年代以降の情報化社会を見てきたのように予測してきているのです。私はこれを初めて知った時、鳥肌モノでした(これが未知なるエネルギーであることを井上はHPでも書いております)
・人と機械の新たな関係では
ものづくりの近未来は、機械がだけが働くからAI・ロボティクス・IoT・センシングによって人と機械がともに働く時代になる
昔は機械が人の作業を行うようにしていたが、今では協働。機械と人が作業を分担してやる
更に未来は、機械が人の能力や創造性を引き出すようになる・・・そうです
・フレキシブル生産では
簡単に言うと、こういうことなのでしょうか?
ナレッジマネジメントシステム(匠の技の平準化)→ディープラーニング→予兆管理→人の感性分析→人の属性に合わせたロボットとの協調→ロボットが最適化→現場と事務所の最適化・さらなるPDCA?
・オムロンのユニークネス
オムロンは革新的なオートメーションで新たな価値を提供します。
生産ラインを動かすには、センサーなどに代表されるInput、
これらの情報をもとに、機器を制御するコントローラなどのLogic、
コントローラからの指示により装置を駆動させるモーターなどのOutput、
そして、部品の組み付けなどを行うRobotと、製造現場の
安全を確保するSafety。 つまり、これらの頭文字をとった「ILOR+S」すべてが必要不可欠です。
オムロンは、これら「ILOR+S」の全てを持っている、業界唯一のメーカーです。https://www.omron.co.jp/vg2020/ オムロンプレゼンテーション資料より抜粋
これは、他の企業も言っておりましたが、ラインを固定するのではなく、フレキシブルに対応できるラインを作る。それによって生産の調整ができるというものでした
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展示会の感想
MEX金沢2019 閉幕のご報告
5月16日(木)から18日(土)までの三日間、
石川県産業展示館で開催したMEX金沢2019は、盛況のうちに閉幕いたしました。
来場者数は、
16日(木)17,150人
17日(金)18,972人
18日(土)22,673人
合計 58,795人
たくさんのご来場、誠にありがとうございました。次回、MEX金沢2020は2020年5月21日(木)から23日(土)の開催となります。
https://www.tekkokiden.jp/mex/2019/05/2019-5.php
やはり、18日の土曜日が多かったようです。しかし、展示会出展者の方にお伺いしたところ、勝負は、17日!とおっしゃれられておりました。その理由は・・・
16日の午前中はレセプション関連でお偉いさんが多い
16日午後から、制服組
17日からは現場の人などの作業服組が来場される←そこで決める
と・・・
では、18日はと訊ねると・・・「ちょっと、モノ作り専門というより、イベントみたいな感じになるのよ」
と、おっしゃれられておりました
というのも、18日は土曜なので、会社関連というより、展示館1号館で行われた「e-messe kanazawa 2019(第34回情報システムフェア)(3日間:5/16~5/18) 一般社団法人石川県情報システム工業会 石川県産業」のお客様が流れてきた感があります
家族連れもちらほら
とはいえ、さすが金沢、職人の街。「公益社団法人金沢職人大学校」等があり、伝統を重んじる、昔ながらのモノ作りの街であります
出展企業の特徴
北陸三県を中心で活躍されている企業の出展が目立ちました
これでも一部です
特徴は、メーカーさんを引き連れてこられていて、各メーカーさんが、商談をするような感じでした
ですので、メーカーさんもアプローチに力が入っておりました
家族連れも多いので、そこを踏まえたブースも作っておりられた企業がありました
COSELさんです。撮影許可とお話を伺いました。地元の高校とコラボしたガシャポンを置いていて、若い人や子供さん連れの方を呼び込んでいました。コーセル株式会社さんは、富山県富山市に本社を置く、スイッチング電源およびノイズフィルターを製造販売している企業さんだそうです
逆に、2日目で仕事は終わったとばかりに退店された企業もありました
今回の出展は、様子見で出展されていたと聞いております。そのような企業さんは、他にもありました
他の特別企画
また、今年からの試みだそうで
HPでも、このように謳っておりました
この人達にもお伺いしたところ、良い取り組みをされてよかった。結構興味のある人も多かったとのことでした
海外バイヤー招聘もされておりました
ベトナムの方
展示会出展者の方のつぶやき
展示会出展者の方にお伺いしたところ、「できれば、もっと来場者を分けてほしい」とおっしゃれられておりました
どういうことかというと、製造業の分け方が2種類は少なすぎる
もう少し、細かく分類してほしいとのことでした
希望は、4種類くらいは最低ほしいとのことでした
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まとめ
MEX金沢行ってきました~
地元展示会以外のモノ作りの展示会は、初めてです
雑貨商社系の会社にいたときは、展示会の資料作成や、展示会の様子、展示会準備、その後のアプローチなどに携わってきましたが、内容的には同じでも、アプローチの仕方がやはり違いますね
- ロボットとの協業(人手不足だけでない)
- 生産ラインをフレキシブルに(動線を短くするだけでない)
- センサー感度をどの切り口からあげるのか
- 数値化からのAI活用からのそれを商売にする←これが一番儲かると思う
- 壊れない商品からの壊れたらすぐ交換からの壊れるのだから、壊れるのを予測しようからの予兆
つまり生産ラインを止めない取り組み
オムロンさんもそうでしたが、THK株式会社さんの取り組みも面白かったです
いかがでしたでしょうか?アンケートの詳細までかけませんがアンケートをHPで載せております
また、いろいろな情報を載せているメルマガも発行しております
門司港 井上 連絡先
展示会主催者の方、展示会にご招待ください。ライターとして記事書きます。また出展企業の方、及び興味のある企業の方。取材も行います
日当不要!費用は、宿泊費+交通費+食事代をだしていただければOKです
メリット:ネット掲載、登録企業にメルマガ配信いたします