立花屋キカく

SDGs(持続可能な開発目標)とは 17の目標と169ターゲットについて

2021/10/11
 
SDGsロゴ使用
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もと 立花屋キカく代表井上博喜は、販売促進に「顧客があらゆる面で満足し、そのサービス(商品)を使って良かったと思える事」(ユーザビリティ)という気持ちを大事にしております。売る為の手法だけでなくてライフタイムバリュー(Life time value) 顧客生涯価値:生涯にわたって自社と取引をしてくれて大きな利益をもたらしてくれるという考え方」を推進。リピーターになってもらう。これを目指しております。
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SDGs(持続可能な開発目標)とは 17の目標と169ターゲットについて

SDGsとは

SDGsとは、「持続可能な開発」のために、「17のグローバル目標」を決め、さらに細かい「169のターゲットを設定」した、国連の開発目標のことです。それをSDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)といいます。2030年までの国際目標なので、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています

この設定方法については、バックキャスティングという手法を用いています。日本人には馴染みがない手法らしいのですが、未来を予測する際、目標を想定し、そこを起点にして考える方法です。目標を設定すれば、今何をすべきかがわかります。井上的には、それをさらに小さい目標を設定し、どんどんこなしていけば到達することは可能になると思います(ここら辺は、カーネギーの本にも載っている手法)

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「持続可能な開発」って何?

将来の世代の欲求を満たしつつ、現在の世代の欲求も満足させるような開発とウィキペディアには書かれていますが、「環境」と「開発」と、一見すると、相反するものを、まずは、環境保全を考えながら、開発も考えましょうということ。環境だけ考えれば、開発はしないほうが良いですが、そうすると、人間の生活にも過度な制限がかかります。環境の保全を考慮しながら節度ある開発というのが出来る。それが人として重要なのでは。と考えればわかりやすいです

持続可能な開発(じぞくかのうなかいはつ、英: Sustainable Development, SD)とは、「将来の世代の欲求を満たしつつ、現在の世代の欲求も満足させるような開発」のこと

ウィキペディア(Wikipedia)

17のグローバル目標

SDGs17の目標

 

1. 貧困をなくす…「あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる」
2. 飢餓をゼロに…「飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する」
3. 人々に保健と福祉を…「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」
4. 質の高い教育をみんなに…「すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」
5. ジェンダーの平等…「ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う」
6. 安全な水とトイレを世界中に…「すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する」
7. エネルギーをみんなに、そしてクリーンに…「すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する」
8. 働きがいも経済成長も… 「包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する」
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう…「強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る」
10. 人や国の不平等をなくそう…「各国内及び各国間の不平等を是正する」
11. 住み続けられるまちづくりを…「包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する」
12. つくる責任つかう責任…「持続可能な生産消費形態を確保する」
13. 気候変動に具体的な対策を…「気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる」
14. 海の豊かさを守ろう…「持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する」
15. 陸の豊かさも守ろう…「陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する」
16. 平和と公正をすべての人に…「持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する」
17. パートナーシップで目標を達成しよう…「持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する」

ウィキペディア(Wikipedia)

169のターゲット項目

169のターゲット項目があるので、17の目標に割り振ると、だいたい、それぞれに平均10個ずつくらいターゲットが存在します(ざっくりと)全部書くと大変なので、こちらを参照してください

 

わかりやすいので説明します

日本語 目標 6
すべての人々に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する
英語 Goal 6
Ensure availability and sustainable management of water and sanitation for all

目標 6 すべての人々に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する

6.1 2030年までに、すべての人々の、安全で安価な飲料水の普遍的かつ平等なアクセスを達成する。
6.2 2030年までに、すべての人々の、適切かつ平等な下水施設・衛生施設へのアクセスを達成し、野外での排泄をなくす。女性および女子、ならびに脆弱な立場にある人々のニーズに特に注意を向ける。
6.3 2030年までに、汚染の減少、有害な化学物質や物質の投棄削減と最小限の排出、未処理の下水の割合半減、およびリサイクルと安全な再利用を世界全体で大幅に増加させることにより、水質を改善する。
6.4 2030年までに、全セクターにおいて水の利用効率を大幅に改善し、淡水の持続可能な採取および供給を確保し水不足に対処するとともに、水不足に悩む人々の数を大幅に減少させる。
6.5 2030年までに、国境を越えた適切な協力を含む、あらゆるレベルでの統合的な水資源管理を実施する。
6.6 2020年までに、山地、森林、湿地、河川、帯水層、湖沼などの水に関連する生態系の保護・回復を行う。
6.a 2030年までに、集水、海水淡水化、水の効率的利用、廃水処理、リサイクル・再利用技術など、開発途上国における水と衛生分野での活動や計画を対象とした国際協力とキャパシティ・ビルディング支援を拡大する。
6.b 水と衛生に関わる分野の管理向上への地域コミュニティの参加を支援・強化する。

ちなみに、約10人に3人が安全な水を自宅で入手できない(6.1)トイレは約3人に1人がトイレという形をしたものを使ってない(6.2)といわれています

6.1と「6」の後にある数字この場合「.1」と、6.a のように「6」の後にあるアルファベットこの場合「.a」はなんの違いがあるのでしょうか

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SDGs 数字の後の数字とアルファベットの違い とは

数字の後の数字とアルファベットの違いとは、6.1と「6」の後にある数字この場合「.1」と、6.a のように「6」の後にあるアルファベットこの場合「.a」はなんの違いがあるのでしょうか

簡単に言うと、数字の後の数字は自分や企業ができる事。数字の後の数字はでいうと、日本は下水道事業は、行政がやっていますが、外国では民間がやっていますので、6.3が参考になるのではないでしょうか? 「汚染の減少、有害な化学物質や物質の投棄削減と最小限の排出」は企業が行うことが出来ることです。また、個人でも、天ぷら油をそのまま排水口に流さない等が出来ると思います

数字の後のアルファベットは、例えば、「6.b 水と衛生に関わる分野の管理向上への地域コミュニティの参加を支援・強化する。」管理向上への地域コミュニティの参加を支援等、パット見て、企業や個人がすることは出ないと思います
なので、数字の後のアルファベットは、国や行政がやるべき施策と思ったらわかりやすいと思います(もちろん、両方とも互いに絡んである部分もありますが・・・)

 

SDGs読み方


略語ってSociety 5.0もそうですが、読み方がわからないことって多くないですか?ちなみに、Society 5.0は、「ソサエティーゴーテンゼロ」といいます。

ソサエティー5.0

ソサエティー5.0

読み方ですが、SDGsは、「Sustainable Development Goals」の略です。Sustainable(持続可能な) Development(開発) Goals(この場合は目標です)なので、エスディージーズが正しい読み方です
たまに、
エス・ディー・ジー・エスと読む方もみかけます。また、サイトによっては、エズ・ディー・ジーズと書かれていますが、「ズ」ではなく、エスディージーズが正しい読み方です

SDGs(エズ・ディー・ジーズ)ロゴ使用について

ロゴの使用申請や許可は必要なのかと疑問に思ったので、調べました

一言でいうと、営利目的の場合は許可が必要です。また、アイコンやロゴを変化(追加・削除・改変)させることは出来ません。ダウンロード先にもあるように、そのまま利用が原則です

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SDGsのポスター・ロゴ・アイコンおよびガイドライン(2019年8月付で、ポスター・ロゴ・アイコンおよびガイドラインが改定)

ダウンロードは以下のところからできます
国際連合広報センター | United Nations Information Centreのを参考にさせてもらいました

お問合せ先:
United Nations Department of Global Communications
United Nations, S-1018, New York, NY 10017, USA
E-mail: SDGpermissions@un.org

ちなみに、今いる運送会社の企画作成の際に、商用利用目的なのですが、どうすればいいですかと、確認を取りました

お問い合わせいただきありがとうございます。商業目的を除き、持続可能な開発目標ガイドラインに従ってSDGブランドを使用することが許可されています。 商業目的での持続可能な開発目標ブランドの使用に関するリクエストについては、リクエストを再送信し、件名のすべての大文字で以下を使用してください

SDG BRANDING FOR COMMERCIAL PURPOSES。 商業目的に関する質問のみが回答されます。リクエストが非常に多いため、応答時間が遅れる場合があります。 国連だけが国連エンブレムを使用できることに注意してください。 ありがとうございました

と返事が来ました。時間はかかるようですが、ロゴについては、申請後、OKであれば、許可がもらえるようです

ゴー・ゴールズ(Go Goals)とは

SDGsを学べるすごろくがあり、ゴー・ゴールズといい、子どもも大人もわかりやすくSDGsを学ぶことが出来ます

ゴー・ゴールズ

「Go Goals」とは

SDGsを学べるすごろくがあり、ゴー・ゴールズといい、子どもも大人もわかりやすくSDGsを学ぶことが出来ます。と国連広報センターのサイトの説明にあります

国連広報センターはこのたび、ブリュッセルの国連地域広報センター(UNRIC)がElyxの創作者ヤシン・アイトゥ・カシ(YAK)の協力を得て作成したGo Goals[別窓]を日本語化しました。

こちらから、遊戯盤や遊び方の説明、コマやサイコロなどの手作りキット、クイズなどをダウンロードしてください

遊戯盤
遊び方・手続きキット
– クイズ
質問シートNo.1
質問シートNo.2
質問シートNo.3
質問シートNo.4
質問シートNo.5

国連広報センター 「すごろくでSDGsを学ぼう」より
https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/go-goals/

また、日本語以外のものもあるようです

内容は同じようです

プレイを開始するには・・・
ゲームパックをダウンロードして印刷する(以下ゲームパック)

・ゴーゴール!
ボードゲームシート(をダウンロード)

・ゲームキット
ゲームのルール、サイコロの切り抜き、プレイヤーの情報(をダウンロード)

・ゲームの質問
ゲームの質問でSDGsについて知る(をダウンロード)

参考サイト

SDGsとは? | JAPAN SDGs Action Platform | 外務省

持続可能な開発目標 | 国連開発計画(UNDP)

 

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もと 立花屋キカく代表井上博喜は、販売促進に「顧客があらゆる面で満足し、そのサービス(商品)を使って良かったと思える事」(ユーザビリティ)という気持ちを大事にしております。売る為の手法だけでなくてライフタイムバリュー(Life time value) 顧客生涯価値:生涯にわたって自社と取引をしてくれて大きな利益をもたらしてくれるという考え方」を推進。リピーターになってもらう。これを目指しております。

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